岡崎ロータリークラブ

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1966年8月号より
「や ろ ま い か」
パストガバナー  内藤卯三郎
 私は岡崎に住みついて13、4年になりますが、初めてきた当時、面食った言葉が幾つかある。その中で特に印象の深いのは「ついでに」と、「やろまいか」とである。「急ぐのでこの電報をすぐ打ってくれませんか」と頼んだとき「はいはい、畏まりました、ついでに打たせます」と答えられたら、快諾なのか、渋諾なのか、あるいはまた、体のよい拒否なのか、判断に苦しむであろう。
 岡崎語では「ついでに」は次の手である、つづきの手であるから、by the way ではなく、at once の意味で悪人はなさそうである。
 岡崎語の「やろまいか」は「大いにやろうぜ」「やりましょうよ」let us doなのである。
 申すまでもなくロータリーは「百の理論より一の実行」が大切であり、教えられて知るのではなく、やることにより悟っていく修行道なのである。
 今年度の大村会長は会員個々の品性向上を力説されている。これは素晴らしい提唱である。
 奉仕を意識し、奉仕を念願して為される奉仕は、真の奉仕とは云えないであろう。繰り返し為されることにより、それが習性となり、心の欲する所に従って、すべてこれ善行となれば言うまでもなく品性の確立である。奉仕もそこまで来ないと本物ではあるまい。
 ロータリアンにも、段位や名人は作って作れないことはなかろうが、卒業者、完成者は無いはずである。ただ「やろまいか」があるだけの道である。
 月報を今度新たに出すに当り、何か副題をつけてくれとの依頼を受け、最初は「やあ!おい!」としてみたが歌を思い出してもらえない場合、品が落ちるし、「や、おおい」の洒落れとみられるのも辛い。
 「やろまいか」なら、実践、協力、激励の岡崎語で、まあまあと思った次第である。もし共鳴者が少くなった場合は、遠慮なく改題してもらってよいのである。
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