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今月は、ご存じの如くロータリー理解推進月間であります。国際ロータリー(RI)の理事会で決められている特別月間であり、会員にロータリーについて知識と理解を一層深めてもらい、同時にロータリアン以外の一般市民の方にもロータリーのことをよく知ってもらうためのプログラムを実施する月間とされています。これまで毎年「やろまいか」には、すべてクラブ奉仕委員長がこのテーマについて書いておられますのに、今回慣例に反して私に執筆を依頼された理由は不明ですが、ともあれ情報委員長としては断り切れない事であるのかとも思い、お引き受けしました。バックナンバーから諸先輩の文章を参考にしながら、ロータリークラブに対する私の考え方の一端を述べて責任を果たしたいと思います。そこで今期会長の黒河さんが「やろまいか」の1997年1月号に、当時のクラブ奉仕委員長としてお書きになったものが非常に感動的でありましたので利用させていただきます。黒河会長さんは「ロータリーの終局の目的は人間関係を改善することによって、よりよい社会を創り、平和な世界を築くために貢献することにある。そのためには一人一人が人間の善意を呼び起こし、奉仕の理想を発揚する必要がある。奉仕の精神を実践に移すに当たっては職業奉仕が大切で、これこそがロータリーの本質であり、また社会奉仕、国際奉仕の出発点となる」と述べておられます。
三菱自動車の欠陥車事故隠蔽、雪印乳業の汚染隠蔽、カネボウの粉飾決算など大企業を始め、食肉業者の不正、産業廃棄物取り扱い業者の不法投棄、マンションやホテルの耐震強度偽装事件、世界的な学者や研究者の論文データー捏造など、最近誠に不愉快な事件が多くて嘆かわしいことであります。こんな悪事に日本のロータリアンは一人として関係している人はいないと信じておりますが、それにつけてもロータリーの綱領は誠にすばらしいものであります。その第2項には、事業および専門職務の道徳的水準を高めること;あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること;そしてロータリアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するためにその業務を品位あらしめること;などと謳ってあります。また1989年の規定審議会で採択された「職業宣言」も非常に格調高く立派なものであります。内容は省きますが、私たちは是非ともこれを実践すべく努力したいものであります。
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